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ビルダーカンパニーのおいたち

インタビュー

住まいと暮らしを支える、屋根・外壁・外装工事のプロフェッショナル集団「株式会社ビルダーカンパニー」。2011年新潟県阿賀野市に設立して以来、たくさんのお客さまに育てていただき、ここまでやってこれました。

今まで、SNSを含め、会社からの発信は一切できていなかったのですが、あたらしい試みとして、noteのインタビュー記事をはじめます。

ビルダーカンパニーが大事にしていること、お客様の声、住まいに関しての哲学まで・・・インタビューを通して、お届けできたらうれしいです。

第一回目は、代表の長谷川へのインタビューです。

瓦屋でのアルバイトがきっかけで

ーどんな経緯で今の仕事をするようになったのですか?

中学3年のときに、瓦屋でアルバイトをしたのがはじまりです。動機は、「遊ぶお金がほしい」…ただそれだけでした。電話帳をめくって見つけた瓦屋さんに、「バイトできませんか?」って突然電話したんです。募集もしてないのに。すると、「いいよ~」とあっけなく採用が決まりました。

友達と一緒に入ったのですが、友達はすぐに辞めてしまって。僕だけが続けました。当時は景気がよかったので、1ヶ月で30万ぐらいいただけて。ボーナスまでもらって。とてもよくしてもらいました。

その後、高校受験に失敗して、働くかニートになるか迷ったんですが・・・(笑)。ちゃんと自分でお金を稼ぎたいと思って、就職活動をすることに決めました。

と言っても、また電話帳をめくっただけですが(笑)

そこで、また瓦屋さんを見つけて。電話したら「夕方に来い!」って呼ばれて、即、面接。「明後日から、うちに来るか」と言ってもらいました。

瓦屋時代、よく働き、そして遊び回りました。
最初は日給5000円からのスタート。

下働きを3~4年させてもらって、ある日「まわりが見える」感覚があったんです。スイッチが入ったというか・・・。

そこから、さらに「丁寧な仕事」を心がけるようになりました。とにかく、「見て覚える」。丁寧な仕事をしている職人を研究する。

僕は、仕事は熱心だけど、プライベートではなかなかのワルだったと思うのですが(笑)、見て見ぬふりをしてくれてました。仕事面でも人間的にも、本当にいい親方に恵まれました。

ビルダーカンパニーに置いてある「悪ダルマ」

瓦業界のピンチ

ーその後、自分で会社を立ち上げるようになったきっかけは?

次第に瓦業界が落ち込んでいったのが原因で、勤めている会社の経営が傾いてきたのがきっかけです。一棟、一棟、直受けしていた案件がなくなり、他社の応援に行く機会が増えていきました。そしてとうとう、スタッフを雇うほどの仕事量がなくなってしまったのです。

親方から転職先を紹介してもらう話もありましたが、親方の元で働けないなら自分でやろう!
と、個人事業主として独立をすることにしました。親方への感謝の気持ちを込めて、親方の屋号から言葉をもらって。
瓦一本でやっていくのはもう難しいと感じていたので、住まいのことなら何でもやろうと決めてやっていきました。

自分でやっていくなら、稼いでいかないといけません。とにかく、営業にまわりました。ピンポーンってインターホン鳴らして、「屋根屋ですけどー」って。しつこく顔出して、3回目に家に上げてもらう。その繰り返しでしたね。

当時を振り返る長谷川社長

瓦屋さんから「住まいのなんでも屋さん」に

ー住まい周りはなんでもやるとのことでしたが、今まで瓦のことしかしてなかったのでは?どうやって仕事を覚えたのですか?

まず、瓦以外の仕事を自分で取ってきて、業者さんに外注するのを繰り返しました。その時に現場について行って、仕事を覚えるんです。板金、エクステリア、太陽光、外壁。なんでもしましたね。そうするうちに、どんどん仕事が増えてきて。群馬でも、仕事をすることになったんです。それが転機でした。個人事業主2年目のバブル。2班に分かれて、年間400棟お仕事をさせていただきました。それを機に、法人化を決めました。

ー長谷川社長にとって仕事とはなんですか?

ーシンプルに「食っていくため」に仕事をしています。仕事をするなら、稼ぎたい…それは誰でも思うことだと思います。かかさんもいるし、もし若いもんが入ってきたら…。自分のためだけのお金ではないですよね。まんま食っていきながら、楽しく仕事ができればいい。

とはいえ、お金をもらって仕事をするのだから、お客様に納得してもらうことが大前提です。受注数が増えても、その分手抜きになってしまって、お客様に不満をもたれてしまうのは本末転倒。「仕事」ができるのは当たり前。でも、「人様からお金もらっている」ということを忘れてはいけない。「手伝い」だとしても、しっかりした仕事をする。普通のことなんですけどね。自分に謙虚でいたいです。

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